スーパーアルプス長房店に、プロバスケットボールクラブＢ３・東京八王子ビートレインズを応援するコーナーが設置された。同社の横断幕と共に、２０２２-23シーズンの契約が発表された選手とスタッフのポスターが掲示されている。このポスターは、同チームの熱烈なファンが手作りしたものだという。

　制作したのはビートレインズファン歴３年の「ｍａｋｋｏ」さん。ｍａｋｋｏさんがツイッターに投稿した画像を見たチームの関係者が、スーパーアルプスに紹介したものだ。ｍａｋｋｏさんは「遊びで作り始めたものなので、お話が来たときは驚いた。トレインズの試合はすごく楽しくカッコいいので、宣伝のお手伝いができたのはうれしい」と話す。

　ｍａｋｋｏさんは年間20試合ほどホーム戦に足を運び、趣味のカメラで撮影しながら観戦している。撮りためた写真とアプリを使い、最初に制作したのは特にファンだという山口健大選手。来季の契約締結発表がされていなかったため「願いを込めて」制作したそう。

　チームから山口選手の来季契約が発表され、ｍａｋｋｏさんはツイッターに投稿。見る見る拡散されていくと、山口選手本人に届いた。『公式かと思った』とコメント付きでリツイートされたそう。同店の石塚剛店長は「ポスターを掲示し、応援の機運が高まった。スマホで写真を撮る人も見られ、反響は上々」と喜びを表した。