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八王子 教育

公開日:2026.04.16

学園都市・八王子を襲う少子化 私学中高のトップに聞く【10】 「自由と活気」前面に 中央大学附属中学校・高等学校

  • 安藤 浩一校長

    安藤 浩一校長

  • 「自由と活気」前面に (写真2)

 -八王子から通う生徒もいますが、「少子化」への危機感は。

 ありがたいことに直近で危機感を感じる場面は少なく、現状の維持・発展に注力できています。私が中央大学法学部で教授を務めており、経済学を専攻しているため少子化の現状は重々承知していますが、目の前の生徒たちは昔と変わらず元気いっぱいで、活力に溢れているのが印象的です。

 -少子化を感じない背景には、どのような取り組みが?

 中央大学の附属系列校は関東圏に4校ありますが、その中でも本校は特に自由と活気に満ちた学校であると自負しています。

 本校には、細かな校則がありません。「自らの自由や権利と同様に、他者のそれも認めよう」という趣旨の「126文字の基本ルール」に基づき、自律した生活を送っています。画一的な規則に縛られたくない生徒が集まり、同じ志向を持つ仲間同士で刺激し合い、活発にチャレンジする土壌があるのです。

 カリキュラムの面では、主体的な探究学習「教養総合」や、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校として先進的な授業などを展開しています。高校3年時には、大学レベルを彷彿とさせる卒業論文・研究にも取り組み、総合大学の附属校として、文理の枠を超えた教育を実践しています。

 -読者にメッセージを。

 今後さらに少子化が進むと、各地のコミュニティが縮小し、孤独を感じる子どもたちが増えるかもしれません。しかし学校は、昔も今も変わらず「人が集う場所」として存在し続けています。ここが、仲間と交流し刺激し合える場であってほしい。また、子どもは大人の背中を見て育ちます。まずは自身を始めとする教員が本校での教育活動を楽しみ、その生き生きとした姿を生徒たちに見せていきたいですね。

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