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公開日:2023.08.31

ラグビー小倉順平選手
八王子の経験胸に渡仏
初のW杯、9月8日開幕

  • 7月8日、ジャパン・フィフティーンとしてオールブラックス・フィフティーンとの国際試合に出場した小倉選手=秩父宮ラグビー場 (C)JRFU

  • 八王子ラグビースクール時代、小4の小倉選手(左から4人目)=秩父宮ラグビー場、陽子さん提供

 9月8日開幕のラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会の日本代表に初選出された、八王子市出身で横浜キヤノンイーグルス所属の小倉順平さん(31)。館町で生まれ育ち、八王子ラグビースクールで約7年間過ごした順平さんの少年時代について、母・陽子さん(59)に聞いた。

 陽子さんの高校の同級生だった父・順二さんと、2つ上の兄・陽平さんの4人家族。早稲田大学に進み入寮する前の高3まで自宅で暮らした。

 運動好きで足が速く、近所でサッカーや野球に興じていた順平さん。順二さんが野球経験者で、陽平さんと一緒に地元の少年野球に入ろうとしていたが、友人の熱心な誘いを機に、小2のとき兄弟で八王子ラグビースクールへ。2学年ごとに分かれ、日曜日の午前中に拓殖大学のグラウンドなど市内各所で活動。少人数だったが試合出場の機会も多く、競技の楽しさを教わったという。

2チーム掛け持ち

 順平さんが市立横山第一小学校から進学した市立椚田中学校は当時、偶然にも公立で市内唯一のラグビー部があり入部。本人の希望で八王子ラグビースクール(中学部)を優先しつつ、掛け持ちの道を選んだ。土日はスクールの活動があり、車で移動することもあったが、異なる指導者から学べる利点もあり力をつけていった。

 中3の夏には、強豪・桐蔭学園高校(横浜市)ラグビー部の体験へ。進学してすぐ高1からレギュラーを獲得。高2で花園(全国大会)準優勝、翌年には主将として決勝の相手との両校優勝で初頂点に輝いた。

 一方、陽子さんが「あんなに悩んでいたのは最初で最後」と振り返る時期があった。花園の予選を控えた10月半ばごろ、自宅で毎日のように試合の録画を繰り返し見ていたという。それまで褒めてくれていた指導者たちがダメ出しするようになり、「どうしていいか分からない」とこぼすように。1カ月ほど試行錯誤が続き、「とても話しかけられる雰囲気ではなかった。おいしいご飯を作るしかないと思った」。やがて突破口を見出し、成長につなげた。

 陽子さんは「これまでいろいろな人に恵まれ、支えてもらった」と感謝。「やるべきことをしっかりやってくる、という覚悟と決意の言葉を聞いた。体に気をつけて精いっぱい頑張ってほしい」と思いを込めた。

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