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公開日:2023.12.21
地元ゆかりのアーティスト
児童養護施設に歌を
全国巡り目指し、クラファン
八王子観光PR特使を務めるシンガーソングライターの冨永裕輔さんが、児童養護施設の子どもたちの歌をつくり全国約650カ所の同施設に歌を届けるボランティア活動に取組中。今月からは、資金調達のためのクラウドファンディングも開始した。
活動は「ひまわりプロジェクト」と名付けられ、昨年12月から北九州市内でスタート。福岡県出身の冨永さんと同郷の形成外科医・小住和徳さんと共同で立ち上げ、児童養護施設でチャリティコンサートを開いてきた。冨永さんは「この活動を全国に広めたい」と、改めて活動資金を集めるために今年12月、クラウドファンディングを開始した。
活動内容は、児童養護施設の子どもたちのための歌をつくり、子どもたちと一緒にレコーディングを行いCDを作成。それを全国の同施設に送付し、出張コンサートを行うというもの。集まった資金は楽曲制作費やコンサート経費のほか、CD・楽譜の発送費などに使用される。
冨永さんは、2019年から八王子観光PR特使を務め、先月行われた「日本遺産フェスティバル in 桑都・八王子」のオープニングセレモニーでオリジナル曲「桑都物語 〜History of Love〜」を披露するなど、八王子と縁の深いアーティストだ。幼少期に心臓の病気で長期入院した経験から、学校や児童養護施設などでコンサートを行い、子どもたちの心に癒やしと夢を届ける音楽活動を行ってきた。「子どもたちの心の癒しや、自分らしい夢の花を育てていく力になれる歌を、1施設でも多く、一人でも多くのお子さんに届けたい」と意気込む冨永さん。
クラウドファンディングの目標額は500万円。12月13日時点では68万8270円が集まっている。募集は24年2月28日まで。詳細は二次元コードからウェブサイト「うぶごえ」内プロジェクトページへ。
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