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株式会社完山金属 創業６０周年・設立３０周年 我ら地球環境防衛隊 完山一範社長 地元へ新春のごあいさつ
完山一範社長（左）と完山貫一会長（30周年記念式典での一幕）
八王子市を拠点に産業・一般廃棄物や粗大ごみの処理、資源リサイクル事業などを手掛ける株式会社完山金属（館町・完山一範社長）が、創業60周年・法人化から30周年を迎えた。廃棄物処理を通して持続可能な社会の実現に使命感を燃やし、地域に信頼されるリサイクルパートナーを目指してきた同社。新しい年の始まりに、これまでの歩みと将来に向けての思いを完山社長に尋ねた。
同社は１９６５年創業、95年に法人化。八王子と町田に営業所、南浅川に産業廃棄物中間処理施設の「高尾リサイクルセンター」、大船町に産業廃棄物保管積替施設の「大船保管積替所」などの拠点を持ち、役員を除いて約80人が勤務する。
２００５年に創業者の完山貫一氏（現会長）に代わり、一範社長が就任。以降、都の「産廃プロフェッショナル」や「産廃エキスパート」認定、都と神奈川県から「産業廃棄物収集運搬処理業優良業者」に認定されるなど、企業としての信頼性を高めてきた。
地域と共に
近年は埼玉県の毛呂山町に新設したリサイクルセンターでＲＰＦ（廃棄物固形燃料）製造や太陽光パネルのリサイクルなどにも着手。完山社長は「循環型社会への変革が進み、企業も持続可能な社会を構築する取り組みに積極的に参加して責任を果たすことが求められている。当社はその『裏方』として地域に貢献し、社会に欠かせない会社でありたい」と語る。
地域貢献活動にも取り組み、昨年の八王子いちょう祭りでは自社ブースでごみ収集車の試乗や操作体験を実施して子どもたちを楽しませた。また、中学校職場体験の受け入れや東京都災害支援協定への参加なども継続して行っており、地域に寄り添い、将来を見据えながら前進を続ける。
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