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公開日:2025.08.21
八王子学園バスケ部
インターハイで準優勝
狙うは冬の全国制覇
八王子学園八王子高等学校のバスケットボール部が、岡山県のジップアリーナ岡山で8月1日に男子決勝が行われた全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)で準優勝を飾った。選手たちは14日に市役所を表敬訪問し、初宿和夫市長に大会の結果を報告した。
高校バスケ夏の日本一を目標に、全国から52校が出場した同大会。6月の都大会で優勝して全国出場の切符を掴んだ八王子学園は2010年以来15年ぶりのインターハイ優勝を目指し持てる力を出し切って戦い抜いた。
因縁もあった。準々決勝で対戦した福岡県代表の福岡大学附属大濠高校は、昨年12月のウインターカップで敗れ、ベスト8で涙をのむ原因となった相手。同大会を最後に当時の3年生が引退し新チームとなった八王子学園は、そこから「日本一」を合言葉に厳しい練習を重ねてきたという。今大会の優勝候補とも目されていた大濠に71対63で競り勝ちリベンジを果たしたことは、選手たちに大きな自信を与え、さらなる高みを目指す原動力となった。続く準決勝では福井県代表の北陸高校を相手に逆転勝利。前半でリードを許したが、ハーフタイムで「これで終わっていいのか」という撹上颯斗コーチの激励に奮起し勝利を収めた。
迎えた決勝では初の日本一を目指す鳥取県代表の鳥取城北高校と対戦。第1クォーターからリードを奪われ、以降は僅差を追い続ける展開に。最終の第4クォーターで一時逆転したが再び返され、接戦の末、あと一歩が及ばず58対64で惜しくも敗れた。畠山颯大キャプテンは「シュート成功率の差が出た。第4クォーターから自分たちのペースを取り戻したが追いつけなかった」とくやしさを滲ませた。
「あとは一つ」
表敬訪問には同校の塚本吉紀理事長や藤岡隆史校長、顧問らが同席。選手らは初宿市長に、決勝前日のミーティングでホワイトボードに「日本一」と書いて気持ちを高めたことや、大会に向けた練習を通じてチームがまとまったこと、選手を支える周囲への感謝などを語り、3年生は「まだウインターカップが残っている。あと獲るのは一つ(優勝)しかない。そこに向けて頑張ります」と口を揃えた。畠山キャプテンは「これからは追われる立場になるが、受け身にならずに自分たちのスタイルを貫いて悔いなく戦っていきたい」と意気込みを語った。撹上コーチは「選手が自分たちに何が足りないかを自ら考え、行動してきたことが結果につながった。冬に向けて全員がスタートメンバーと同様に戦えるぐらいに成長してほしい」と期待を込めた。
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