昨日(3月24日)IOCのバッハ会長と安倍首相の電話会談(小池都知事・森会長同席)が行われ、その後のIOC理事会で東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が延期になったとの報道がありました。
新型コロナウイルス感染症が、世界各地で猛威を振るい、多くの方が肺炎に苦しみ、亡くなられています。また、多くの国で、感染拡大を阻止するため渡航禁止に踏み切り、世界の人の流れが途絶えています。世界はまさに、一変してしまいました。
大会の開催延期は大変残念ではありますが、選手や市民の皆さんを始めとする観戦者、そして来日される多くの方々が安心してオリンピック・パラリンピックに参加し、観戦できることが第一であることから、大会の開催延期の期間を前向きに捉え、多摩市で行われるオリンピック聖火リレー、自転車競技ロードレース、事前キャンプの準備期間として、これからも全力で取り組んでまいります。
延期になったこの1年の間は、ホストタウンとして、アイスランド共和国について、私たちが理解を深めるとともに、アイスランドの人たちに多摩市のこと、日本のことをもっと知ってもらうことができる貴重な時間でもあります。アイスランドの人たちとともに、この難局を乗り切っていくことができれば、多摩市にとってかけがえのない財産になることと確信しています。
現在、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、今しばらくは、対策を続けていかなければならないことが予想されます。市民の皆さまには、生活のさまざまな場面で、ご不便やご苦労、ご不安があることと思いますが、日本のみならず、そして世界での感染が終息し、来年、無事にオリンピック・パラリンピックを開催できるよう、今後とも、市民の皆さまのご理解ご協力の程よろしくお願い致します。
令和2年3月25日
多摩市長 阿部 裕行
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