多摩版 掲載号:2017年3月23日号 エリアトップへ

「多摩平和まつり」実行委員会の委員長を務める 林 玄司(げんし)さん 桜ヶ丘在住 67歳

掲載号:2017年3月23日号

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次世代へ語り継ぐ

 ○…3月5日に関戸公民館で開催された「多摩平和まつり」。戦争の悲惨さ、平和の尊さを伝えることを目的に企画され、今年で23回を迎えた。今回は「沖縄」をテーマに、昨年11月から練習を重ねてきた子どもたちが中心となって、戦後に現地で起きた米軍機の小学校への墜落事故を題材にした劇を上演。好評を博した。「今は観光地である沖縄のもうひとつの面を見てもらうことができ、改めて戦争と平和について考えてもらえたのでは」と振り返る。

 ○…戦争を体験した人たちが高齢化し、体験を語る人が減ってきている中で、市内の教員や市民有志が集まり、23年前に実行委員会が立ち上げられた。知人に声を掛けられ、第5回から参加。劇で演じることで戦争の悲惨さ、平和の尊さを知ってもらおうと続けてきた。これからも手作りの劇で思いを伝えていく。「これまで取り上げてきたテーマは昔の話。今も世界のどこかで同世代の子たちが戦争やテロで苦しんでいることを伝えていきたい」と意欲を見せる。

 ○…名古屋で生まれ、大学入学と同時に上京。卒業後、民間企業に勤めていた時に、会社が補習塾を始め担当になった。子どもたちと関わる中で教員を志すようになり、通信授業で勉強を重ねて免許を取得。以来、小学校で教鞭をとった。定年を迎えた後も、非常勤として市内の小学校で教育に携わっている。時代とともに子どもたちの遊びや文化は変化してきているが、純粋でいつも一生懸命なのは変わらない。「教えるというよりいつも教えられることばかり。この歳になっても毎日エネルギーをもらっていますよ」と笑顔で語る。

 ○…ステンドグラス作り、太極拳が趣味。「でも今は劇の台本作りかな」と茶目っ気たっぷりに笑う。「仕事がひと段落したら、地域の子どもたちに昔遊びを教えたり、居場所づくりのためのお手伝いができたら」。子どもたちのために奔走する日々はこれからも続く。

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