鶴牧西公園内にある水の広場に先ごろ、注意を促す看板が新設された。「カエルの卵をとったり、危害を加えないで」――。
設置した多摩市によると、水の広場に生息するカエルをむやみに捕まえようとする人が増えているための処置といい、4月過ぎに設置したのだという。
この水の広場に住む生き物のなかには、東京都の保護上重要な野生生物種(ランクC)とされるヤマアカガエルが生息しているそうで、公園周辺に住む地域住民の一人は「ヤマアカガエルは一般的なカエルよりも早い2月過ぎ頃、卵が見られ、新春の訪れを告げるものになってくれるそう。この地域でもいずれそうなればと思います」と期待を寄せる。
また、この声を聞いた市議会議員のひとりは「近隣の小学校にも協力を呼びかけたところ、子どもたちに話してくれたよう。みんなで見守っていければ」と話している。
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