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公開日:2026.08.13
多摩市教育委員会 不登校対策に分教室 学びの多様化学校開設
全国で不登校児童・生徒が急増する中、多摩市は不登校の中学生の学びの場を確保しようと来年度、文部科学省の学びの多様化学校(分教室)を多摩市立教育センター諏訪複合教育施設に開設する。在籍校は諏訪中学校。ゆとりある生活時程で安心した学校生活を送ってもらうねらいがある。
市教育委員会によると、全国の不登校児童・生徒は35万人を超えている。多摩市内の小中学校では、2022年度は250人だったが、24年度には460人と増加傾向にあるという。
市は、東京都の取り組みのチャレンジクラスとして24年4月に東愛宕中学校内に設置した「あたごSpace(校内別室)」があり、分教室と2校体制で支援を拡充していきたいとしている。あたごSpaceでは、初年度18人、昨年度27人が在籍(年度末時点)。ゆとりある生活時程(1日4時間)を実現し、リフレッシュタイムや個別学習を設けるなどし、昨年度は3年生全員が自分で進路を選択・実現し卒業したという。
諏訪中の分教室として開設される学びの多様化学校では、「学べる!落ち着ける!自分と向き合える!〜誰一人取り残さず、魅力ある育ちの場を目指して〜」を理念に掲げ、「探究」と「体験」を重視したカリキュラムや市独自の新設教科「コミュニケーション」を導入し、生徒が自分らしく学べる場を提供する。
市教委は10月と11月に保護者説明会を開催し、12月から募集を開始する予定としている。
千葉正法教育長は「学校外施設の特色をいかした分教室で、通いやすい時程での探究活動やコミュニケーションの学習などさまざまな学びを通して、新しい自分らしさを発見してほしい」と話した。
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