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公開日:2026.08.27
「メカイ」保存団体が一堂に 9月 市内で初のサミット
南多摩地域に自生する竹(篠竹)を使用して六つ目編みの籠を作る「メカイ」(目籠)。この技術を保存する多摩市、町田市、八王子市の団体が中心に出展する「メカイ・サミット2026」が9月13日(日)、多摩市立グリーンライブセンターで初めて開催される。メカイ技術の周知・普及、メカイに関わる人たちの交流促進などがねらい。
メカイは籠のような形をしており、篠竹を編んで、底を補強するように作られており、大きさによって使用目的が自由にできることから、戦前ぐらいまで日用品として広く流通していた。メカイ作りは南多摩地域(多摩市・八王子市・町田市)の農家の副業になっていて、閑散期には家族総出で製作されていたという。戦後、ビニールやプラスチック製品などが流通し始めると需要が減り、製作の担い手も減ってきた。
そのような中、各地にはメカイ技術を保存する団体があり、2023年3月には「南多摩のメカイ製作技術」が「東京都指定無形民俗文化財(民俗技術)」第1号に指定されると、各地の団体が集まった催しを計画。その流れを受けこのほど、サミットが開かれることになった。
参加団体・実行委員会は、多摩めかいの会(多摩市)、八王子由木メカイの会(八王子市)、小野路のめかい 篠・竹細工伝統技能保存会(町田市)、都立桜ヶ丘公園雑木林ボランティア(東京都)、多摩市グリーンボランティア連絡会(多摩市)、大学でメカイの研究を行ってきた恵泉女学園大学人間社会学部教授・篠田真理子ゼミ、手しごとを遊ぶ会。
各団体の活動報告や講演会、製作体験会、展示会などを予定している(表参照)。篠田教授は「各団体が一堂に介し、交流する機会。多くの方に知ってもらい、認知度を上げたい」と話す。また、多摩めかいの会の岡野則夫会長=人物風土記で紹介=は「籠の形だけではなく、コースターや一輪挿しの形をしたメカイなどもあり、それらの作品を見てほしい」と呼びかける。
時間は午前10時から午後4時まで。実行委では来年以降も開催地の持ち回りで開いていく予定だという。
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