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公開日:2026.11.05

多摩中央署管内 特殊詐欺被害が急増 今年6億円超奪われる

  • 特殊詐欺被害が急増 (写真1)

 多摩市と稲城市を管轄とする多摩中央警察署(伊藤潤署長)では、今年に入ってから、管内の特殊詐欺被害が増加しているとして警戒を呼びかけている。昨年と比較して8月末時点で、被害件数は100件を超え、被害額も6億円以上と短期間で急激に増えている。同署ではSNS投資詐欺など新しい手口が横行しているとして注意喚起を行っている。

 両市では8月末時点で特殊詐欺が103件発生(昨年同時期比42件増)、被害額は約6億3千万円(同2億1千万円増)に及ぶとして、10月10日に行われた多摩稲城市民防犯のつどいなどで注意を呼びかけ、被害防止に向けた体験会なども実施した。

 同署によると、最近増えている手口として、「偽警察官かたり」、SNSを通じた「投資詐欺」、「ロマンス詐欺」を挙げる。偽警察官かたりはテレビ電話などを使って警察官や検察官をかたり、偽の逮捕状を見せ不安をあおるケース。投資詐欺は、嘘の投資案件の話を持ちかけるもの。また、ロマンス詐欺は恋愛感情をくすぐって関係を続けさせる手口。いずれもATMなどに誘い出し送金させるなどして、だまし取っている。高齢者だけではなく若い人も被害に遭っているのが特徴だという。

 同署では「簡単にお金がもうかるという話は無い。お金の話が出たら必ず電話を切るなど遮断し、警察に相談してほしい」と話す。

 また、警視庁が公式に提供している無料の防犯アプリ「デジポリス」のインストールを推奨している。同アプリは、国際電話番号ブロックシステムや痴漢撃退機能、防犯ブザー機能などを備えている。

 防犯のつどいで伊藤署長は「地域安全活動を強化し、被害を抑える対策を取っていく」と話し、団結を呼びかけた。

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