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公開日:2026.11.05

市立中央図書館 グッドデザイン賞受賞 京王電鉄の新型車両も

  • 賞を受賞した多摩市立中央図書館(上)と新型通勤車両2000系

    賞を受賞した多摩市立中央図書館(上)と新型通勤車両2000系

 多摩中央公園内に3年前開館した多摩市立中央図書館(渡邊哲也館長)がこのほど、(公財)日本グッドデザイン振興会が主催する「2026年度グッドデザイン賞」を受賞した。コンセプトの違う1階と2階のフロアを共存させた点などが評価された。関戸に本社を構える京王電鉄株式会社の新型通勤車両2000系も同賞を受賞した。

 グッドデザイン賞は、通商産業省(現経済産業省)が1957年に創設した日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組み。産業の発展と暮らしの質を高めるデザインをさまざまな分野から見出し、広く伝えることを目的としている。毎年デザインが優れた物事に贈られている。

利用者が増加

 市立中央図書館(落合)は2023年7月1日に旧本館から移転する形で新たに開館した。1階は従来通りの静寂したフロアに対して、2階は中央公園に面しカフェも併設、会話も自由にできるフロアとなっている。

 この対照的な二つのフロアを共存させ、拡張性を持たせた家具デザイン、公園の中にある図書館といった佇まいなどが評価された。公共空間、土木、景観のカテゴリーで受賞となった。

 開館後、約1年2カ月で来館者数100万人を突破、現在まで300万人以上が利用している。利用者層では20代が旧本館と比較して約4倍、30代から40代が約2・5倍になるなど、若い世代の利用が大きく増加。幅広い世代に利用される図書館として定着している。

 同館の渡邊館長は「受賞は大変うれしい。デザインだけではなく、来館者が心地よく利用されている様子も評価された結果だと感じている。この機会に多くの方にご来館いただきたい」と喜びを表した。

丸みを帯びた車両

 市内に本社がある京王電鉄株式会社の新型通勤車両「2000系」も、鉄道・船舶・航空機、システムおよびサービスカテゴリーで同賞を受賞した。今年1月31日から、京王線内で営業運転を開始した。

 同車両は、幅広い世代にとって安全・快適に利用できる移動空間となることをめざした車両。「安心」のキーワードから円(縁)をテーマに丸みや水玉模様を取り入れたほか、ベビーカー利用者や車椅子の乗客でも入りやすい広いスペースの「ひだまりスペース」も採用している。

 多摩市内の施設に限定すると、直近では23年に諏訪にある通所支援施設、「+laugh(アンドラフ)」が受賞している。

 公共施設では11年に多摩市立唐木田コミュニティセンター・唐木田児童館・唐木田図書館がある「からきだ菖蒲館」が選ばれている。

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