大和版 掲載号:2012年3月30日号
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大和美術協会の会長に就任した 有山 実さん 鶴間在住 78歳

芸術の灯、絶やさない

 ○…2000年1月に発足し、13年目を迎えた大和美術協会。前会長の大久保信昭さんが今年2月10日に急逝したため、会員32人をまとめる新たな舵取り役に就任した。最初の仕事は協会会員による作品展『大美展』の開催。慌しさに追われながらも、何とか6日間の展示を成功させた。「大久保さんがともした美術の灯を守るのが我々の仕事。少しは天国で喜んでくれたかな」と胸をなでおろす。

 ○…「学校の通信簿で『優』は、図画工作だけだった」と笑うほど絵画が得意な子どもだった。大学では趣味を同じくする友人らと「美術同好会」を結成。構内でスケッチしたり、写生旅行に出かけたりしていたそうだ。卒業後は大手自動車メーカーに勤務。折しも高度成長期、猛烈に働くのが当たり前の風潮に「絵を描く時間なんて持てなかった」と苦笑する。しかし、情熱は衰えず40代を前に油絵を再開。定年後には「美術愛好家が集まれる場所を」と、趣味と実益を兼ねた画廊喫茶を開店。家族と一緒に、同好の士に憩いの空間を提供し続けている。

 ○…会社員時代に旅した国は10カ国以上。イタリア、フランス、スペインなどの美術館を巡り、ブラジルではピラニア釣りをしたことも。ただ最近は「長時間飛行機に乗るのがツライ」と、海外旅行はお休み中。その代わりにはまっているのがスポーツジム。週に3〜4回通ってはトレーニングに精を出す。「汗をかいた後の風呂が最高だね」と満面の笑み。そのせいか、身体は健康そのものだ。

 ○…協会のコンセプトは、大和市に文化芸術を根付かせていくこと。昨年には市内の小学校で「出前授業」と題した美術鑑賞会やデッサン教室を開き、子どもたちに芸術とふれあう機会を提供した。もちろん今後も要望があれば協力していく予定だという。「会員も学校での授業を楽しみにしている。お呼びがかかれば、みんな老骨にムチ打って頑張るはず」と微笑んだ。
 

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