成人式が行われた1月14日午前から夕方にかけて、日本の南海上を進んだ「南岸低気圧」の影響で関東地方の広い範囲で雪が降り、凍結した路面による渋滞など各地で影響が出た。
14日午後0時40分に大雪・風雪警報が発令された大和市内では、14日未明から降り始めた雨に午前9時半過ぎから雪が混じり始め、10時ごろには湿った雪に変わった。この雪が午後3時半ごろまで降り続き、積雪と路面凍結による影響が各地に出た。
タウンニュース大和支社がある大和市役所前では、午前11時半の積雪が3cm、正午には5cm、午後3時半には9cmの積雪があった。その後は雨に変わり、午後7時ごろまで降り続いた。
大和市消防本部によると14日の最低気温は午前10時5分の0・7度。最高気温は午後1時の2・6度でその後も気温が上がることはなかった。雪がやみ、各地の路面が凍結した14日夜から15日午前までの最低気温は午前2時40分の1・9度だった。同本部では「観測は地上20cmほどの高さだが地表面は氷点下になったのでは」としている。
大和市危機管理課によると、14日から15日までに20人が雪による転倒などで救急搬送され、このうち店舗前で転倒した70代の女性は左大腿骨を骨折した。
大和警察署管内では14日から15日かけて雪による交通事故が44件発生した。
大和市教育委員会によると、学区内に坂道が多い大和東小学校が15日を休校、深見小学校は始業時間を2時間遅らせる対応をとった。その他の小中学校は通常通りだった。
大和市街づくり総務課によると、コミュニティバス「のろっと」は14日夕方から運休。15日も路面凍結の影響で始発から運休したが、午後2時過ぎに順次運行を再開したという。
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