7月から8月にかけて福岡県で行われた全国高校総体(インターハイ)に出場した大和南高校女子バレーボール部(井上和昭監督)がベスト8進出を果たした。
同時期にタイで開催された「世界ユース女子バレーボール選手権大会」に2年生エースの白井美沙紀、宮本菜月が招集され、直前にレギュラーの戸塚美涼(3年)が骨折する事態を乗り越えての8強入りだった。
団結力で勝利
県予選からレギュラー3人を入れ替えて大会に臨んだ大和南。緊張する新メンバーを3年生が上手くフォローして初戦の人環大岡崎(愛知)に勝利した。勢いに乗って挑んだ決勝トーナメントでは豊丘(愛知)、弘前学院聖愛(青森)、柏井(千葉)を下し、ベスト8に進出。ベスト4をかけた準々決勝では金蘭会(大阪)と対戦し、持ち前の粘りで接戦に持ち込んだものの一歩及ばず敗戦した。
試合後、井上監督は「3年生の意地を感じた大会。2人のエースを欠きながらも、本当にまとまりのあるチーム作りをしてくれた」と最上級生を称えた。
次は国体目指す
大和南は8月25日に町田市総合体育館で行われる「国体関東ブロック大会」に少年女子の部・神奈川代表として出場する。山梨、千葉、茨城の代表と対戦して2勝すれば、9月29日から10月2日まで行われる東京国体へ出場が決まる。
白井、宮本、戸塚選手も合流して、フルメンバーで挑める大会だけに「来年の春高への試金石にもなる大会。県代表の誇りを持って、絶対に本戦出場を果たしたい」と井上監督は意気込んでいる。
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