大和版 掲載号:2014年8月22日号 エリアトップへ

毛が三本 やまとあちこち【13】

掲載号:2014年8月22日号

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 上和田の左(ひだり)の馬(うま)と書く「左馬(さば)神社」に行く。夏の日照りの午後、畑と住宅地を抜け、細い道の先に鳥居を見つけた。小田急線桜ヶ丘駅から20分ほど歩いての到着。大和市に40年住み、行きたしと思いながらも初めての訪問だ。

 境内に人影皆無。ヒヨドリ、カラス、ウグイスが鳴く。鳥居の左側にそれは見事なタブノキの大木が堂々とあたりを睥睨している。社殿の後景はうっそうとした樹林だ。

 なぜ「左馬(ひだりうま)」

の神社なんだ。ここは少し歴史を紐(ひも)解かねばならない。鎌倉幕府を創始した源頼朝(みなもとのよりとも)の父にあたる源義朝(よしとも)が「左馬頭(さまのかみ)」という役職を得ていたことにつながっている。

 「御祭神・左馬頭義朝」と左馬神社の掲示にあり。この「左馬(さば)」は時に「鯖」「佐波」「左婆」になる。

 なんと!さば神社は境川を中心に引地川・和泉川沿いに集中して12社現存。日本広しと言えど、さば神社はこの地域のみにあり。常なる災厄、疫病、飢饉、氾濫などに守護と安泰を念ずるこの地の人々が寄り合う拠りどころだった「左馬神社」。
 

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