高座渋谷で月1回のペースで開催されている「てしごと市」の主催代表として活躍する 小宮山 利恵子さん 中央在住 64歳
みんなが幸せになる市(いち)に
○…高座渋谷駅西口商店街内の倉庫前スペースを利用し、2年前からおよそ月1回のペースで開催されている、食と手作り品のイベント「てしごと市」。その主催代表として、交渉や企画運営などで飛び回る。「開催する自分たちも楽しくて、商店街や地域の活性化にもなる。そんな、みんなが幸せになれる市になれば」と、満面の笑みで語る。
○…運営母体は自身も所属し、地産地消などを市民に広げる活動を行うボランティア団体「食のアトリエ」。以前はマルシェなどに出展していたが、抽選で落選が続きPRに苦労するように。そこで自分で活動の場を作ろうと企画。人のツテを頼りに商店街内に倉庫を構える(株)ニッコーのトップに直談判し、定期的に毎月開催するならと了承を得た。「最初は必ず毎月と思って、大雪の中でも開催したら、逆に驚かれちゃった」。失敗談を、快活に笑い飛ばしながら振り返る。
○…出身は山梨県甲府市。成績は良く進学校に進んだが、高校を卒業するころまでは、無口で口下手な子だった。転機となったのは、都内にある大学への進学。学生生活を満喫する中で、アクティブに活動するように。就職活動でも、すでに採用期間が終わっていた三菱電機に飛び込み直談判。入社を果たし、新しくできた広告宣伝部署で多忙な日々を過ごした。退職後に結婚し綾瀬市へ。28年前には大和市に居を移した。
○…娘2人は独立し、夫と2人暮らし。小学1年生と4歳のほか、10月にはもう一人孫が産まれる。孫の話をするときは、すっかりおばあちゃんの顔に。趣味は「新しい店ができたと聞くと、すぐに飛んでいくのよ」という大和の店巡り。籐編みは講師を務めたほどの腕前だが「最近はやる時間がなくて」と肩をすくめる。好きな言葉は「型にはまらず、やれるようにやる」。「何事にも理解があり、一緒に行動してくれる」夫と共に、自身が動くことで、人と人を繋いでいく。
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