4月8日から始まる「FIA―F4選手権」の出場に向けて、日々トレーニングに励む 小高 一斗さん つきみ野在住 16歳
憧れられるレーサーに
○…全国各地のサーキットを舞台に、若手ドライバーが切磋琢磨する「FIA―F4選手権」。最高速度は230Km。昨年創設され、年間を通じて全7大会14戦が開催されている。昨年は最年少で参加し、年齢制限のため2戦出場できなかったにもかかわらず総合6位に。「今年はチャンピオンをとりたい」と、ランニングやジム、プールなどで週2、3回トレーニングを行ってきた。「気持ちを引き締めて、1戦1戦大切に取り組んでいきたいです」
○…カートに乗っていた父の影響で、自身も3歳から乗り始めレースにも出場。幼い頃は毎週、カートを車に積んで父とサーキットへ練習に。乗るうちにコツを掴んでいった。「乗っているだけで楽しくて。気が付いたら生活の一部になっていました」。中学生の時には、若手ドライバー中心の全日本大会でチャンピオンになるなど、成績を収めてきた。「頑張れたのは同世代のライバルの存在も大きかった」と振り返る。
○…横浜市出身、2人兄妹の長男。小学2年生の時につきみ野に転居し、中央林間小、つきみ野中で学んだ。0歳から習い始めた水泳は選手コースに入るほどの腕前で、毎日2時間ほど練習に励んでいた。幼い頃から活発でムードメーカー。小学校で所属していた料理クラブでは「作るよりも食べる係でした」と茶目っ気たっぷりに笑う。
○…4月から高校2年生に。平日にテストドライブが行われることもあるため学業との両立が大変だという。最近の趣味は、卓球と友人に誘われ始めたビリヤード。休みの日には家でのんびり映画を見て楽しむ。「ジャンルや洋画・邦画を問わず、1日に何本も見ます。ドラマを1話からすべて見ることもありますよ」。今後の目標は、国内最高峰のレース『GT500』『SUPER FORMULA』やフランスの耐久レース『ル・マン24時間レース』に出ること。「皆から憧れられるレーサーになりたいです」
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