大和版 掲載号:2018年2月23日号 エリアトップへ

日本舞踊「宗柳流みゆき会」の20周年記念大会を2月25日にシリウスで行う 宗柳 美友紀さん(本名:野口 美友紀) 上草柳在住 73歳

掲載号:2018年2月23日号

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踊りこそ我が人生

 ○…「舞台には命をかけています」とさらりと言い切る姿に、舞踊歴40年の経験と自信が滲み出る。日頃の活動発表とともに、他流派との交流を目的とした「ふれあい舞踊祭」は9回目を迎え、今年は家元を務める「みゆき会」の20周年記念大会も兼ねる。「各流派の家元、先生方のご支援、賛助出演によって開催できる。初めてのシリウス開催で不安もあるが、全身全霊出し切りたい」と意気込む。

 ○…見どころは、娘・美純さんとの2人踊り。「娘の振付は私の手直しが必要ないほどで、成長を実感する」と目を細める。舞台の上では、娘ではなく弟子として見ているが、一緒に踊っていると普通の人よりも呼吸や間が合うと感じるという。大会には、夫や孫など一家総出で舞台に上る。

 ○…神奈川区出身。両親が民謡・舞踊好きで幼い頃から祭りが大好きだった。若い頃は同世代の多くの女性が考えたであろう、「結婚して主婦になる」という未来をぼんやりと描いていた。高校卒業後に生命保険会社に就職。しかし女性しかいない職場だったため、出会いを求め他企業の男性達と「グループ交際」に。海へ山へと出かける中で、気になる男性との運命の初デートは社交ダンス場。踊りが上手だったその男性と、手を携え、人生も歩むことになり、昨年3月に結婚50周年を迎えた。「7年前に夫が病気になるまで2人でずっと社交ダンスを踊っていた。今でも私が民謡を歌うときには三味線を弾いてくれたり、送迎をしてくれたり、大きな支えです」と、一糸乱れぬコンビネーションは健在だ。

 ○…33歳で踊りの世界に飛び込んでからは、踊りが人生の喜び。旅行先では現地の伝統舞踊を習い、阿波踊りにも「にわか連」に参加し、名物連顔負けの衣装で踊る。「踊った後の爽快感は他に代えられないから止められない。一生現役で、ずっと舞台に立ち続けたいですね」ととびきりの笑顔で舞踊愛を語ってくれた。

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