新しく大和市倫理法人会の会長に就任した 小高(こだか) 茂之さん 横浜市泉区在住 67歳
五つの輪拡げ、大輪の花に
○…今期20周年を迎えた大和市倫理法人会の新会長を任じられた。「勉強したい経営者を集めて、形だけでない、『本気の仲間創り』」を目指す。来年開催の東京五輪に準え「仲間、事業、学び、地域、幸福の5つの輪を大きくしたい」とノートに描いた五色の輪に、新会長の決意がにじんだ。
○…会は大和市を中心に近隣の綾瀬市、横浜市泉区、瀬谷区の経営者が名を連ねる。倫理の実践と社会貢献活動を通じ、自らの生き方や会社のあり方を学ぶ同会。全国約6万5千社の経営者が加盟するが「もっと認知度を上げていきたい」と意欲的。昨年度、加盟100社を達成し、今年度は120社を目標に掲げる。
○…横浜市鶴見区の生まれ。高校を卒業後、今のコスモ石油に就職。32歳の時に脱サラして独立した。「小さい頃から社長になりたいと思っていた」と野心漲る少年時代を振り返る。住宅のメンテナンスやリフォームなどを請け負う事業で独立の夢を叶え、順風満帆だったが、バブル崩壊の波に翻弄され、一時事業を閉鎖。現在は個人事業者として、これまでの経験を活かし、多くの事業を支援している。「県央地区はこれから伸びる場所。少しでも発展に貢献できれば」と新規事業の立ち上げにも力を尽くす。「動けるうちは何かの役に立ちたい」と生涯現役を貫く心づもりだ。
○…「何も考えず、ボーっとする」ことで気持ちを切り替える。ミラーレス一眼カメラを片手に街の風景を切り取るのも、そんなひと時だ。「シンプルなやり方で、無になれる」という『靴磨き』も気持ちのオンオフを切り替える儀式の一つ。実は、営業マンや自営業者に手ほどきするほどの腕前だ。「常に靴を綺麗にしておくと、気持ちも磨かれ、マナーも良くなりますよ」としたり顔で諭された。
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