大和版 掲載号:2020年7月3日号 エリアトップへ

徒然想(つれづれそう) 連載 268花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

掲載号:2020年7月3日号

  • LINE
  • hatena

 今月は、布施(ふせ)というは、不貧(ふとん)なり。不貧というは、貪(むさぼ)らざるなり。貪らずというは、世の中にいうへつらわざるなり、です。

 出典は、道元『正法眼蔵』(菩提薩埵四摂法)。

 意は、布施というのは、欲しがらない。欲しがらないということは、貪(むさぼ)らないことです。貪らないということは、世の中でいう阿(おもね)ないということです。

 菩薩が人間を救うにあたって、人々を教えて導いていくための四つの方法を四摂法といい、布施は、与えること・愛語は、優しい言葉・利行は、人々のために気配りをすること・同事は、相手と同じ立場に身を置くこと、を説いている。

 その布施ですが、財物を施す財施と、教えを説き聞かせる法施と、恐れを取り去る無畏施(むいせ)とがある。布施は貪らないことですが、貪らないとは、物をあたえる人と受ける人とが清らかでなければならないということです。

 与えるに当たって、惜しむ気持ちがあったり、自分がこれだけの事をしてやったのだという慢心があったり、相手に阿る気持ちがあったのでは真の布施にはならず、清らかな慈悲心から出たものでなければならない、と師は教えている。

   桃蹊庵主 合掌
 

相鉄線「さがみ野駅」徒歩10分

墓石撤去不要墓を新設。樹木葬墓、動物墓も。

http://www.ji-n.net/search/jiin_detail.cgi?id=366

<PR>

大和版のコラム最新6

徒然想  連載275

徒然想 連載275

花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

2月5日号

徒然想  連載274

徒然想 連載274

花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

1月1日号

徒然想  連載273

徒然想 連載273

花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

12月11日号

徒然想  連載272

徒然想 連載272

花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

10月30日号

徒然想  連載271

徒然想 連載271

花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

10月9日号

徒然想(つれづれそう)

徒然想(つれづれそう)

連載 270花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

9月11日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月19日0:00更新

  • 2月12日0:00更新

  • 2月5日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年3月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク