大和版 掲載号:2020年9月11日号 エリアトップへ

徒然想(つれづれそう) 連載 270花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

掲載号:2020年9月11日号

  • LINE
  • hatena

 彼岸の季節です。俳句では「彼岸」というと春の彼岸を指します。秋は、「秋彼岸」又は、「後の彼岸」と呼びます。

 今月は「我は是れ凡夫なりと言わば、三世の仏を謗(そし)るに同(おな)じきなり」です。

 出典は、中国、唐、不空(ふくう)訳、『五字陀羅(ごじだら)尼頌(にじゅ)』です。

 意は、自分は愚かな迷っている者だと言うならば、それは過去・現在・未来の三世の仏を誹謗(ひぼう)することになる、ということです。

 仏教の世界では、生きとし生けるすべてのものに仏性、すなわち仏の心があると教えています。つまり、自分の可能性を信じて、本来の自己、真の人間性を求めて、真摯に努力をひとつひとつ積み重ねていく姿が本来の人間の道であり、それが仏性で、仏の心ですと、師は教えています。

 自分は、愚かだ、劣っている、と自分を卑下することは、厳しい修行をした方々をも卑下することになり、自分を卑下することは、努力して積み重ねる妨げになるので、己の可能性を信じて前に進むことが何よりも大切である、と説いています。

桃蹊庵主 合掌
 

大和版のコラム最新6

徒然想  連載271

徒然想 連載271

花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

10月9日号

徒然想(つれづれそう)

徒然想(つれづれそう)

連載 270花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

9月11日号

徒然想(つれづれそう)

徒然想(つれづれそう)

連載 269花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

8月7日号

徒然想(つれづれそう)

徒然想(つれづれそう)

連載 268花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

7月3日号

徒然想(つれづれそう)

徒然想(つれづれそう)

連載 267花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

6月5日号

徒然想(つれづれそう)

徒然想(つれづれそう)

連載 266花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

5月15日号

大和市立病院、職員を募集中

市民のみなさまに信頼される職員を目指して、一緒に頑張りましょう!

https://www.yamatocity-mh.jp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 5月15日0:00更新

  • 5月8日0:00更新

  • 4月10日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年10月23日号

お問い合わせ

外部リンク