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公開日:2020.10.30

福田小大沢琉偉(るい)君
ベイジュニアに選出
二刀流で目指す「優勝」

  • 二刀流の活躍が期待される大沢君

 福田小学校6年生で少年野球チーム「瀬谷ライダーズ」に所属する大沢琉偉君が、12月に開催予定の「NPB12球団ジュニアトーナメント2020」で、横浜DeNAベイスターズジュニアのメンバー16人に選ばれた。

 このトーナメントは、日本野球機構と機構に属するプロ野球12球団が主催する少年野球大会。子どもたちに「プロ野球への夢」という目標を身近に感じてもらおうと、2005年から毎年開催されている。12球団の各チームが本拠地周辺の軟式野球チームの小学生を対象に選考会を実施してチームを編成、優勝をかけて大会に臨む。

 横浜DeNAベイスターズジュニアの選考会には、県内外から450人以上が参加。投手の大沢君は、厳しい選考をくぐり抜け、最終16人に選ばれた。大沢君は「選ばれてびっくりした。とても誇りに思う」と笑顔を浮かべた。選考会では自慢の速球に加え、打撃でもフルスイングができたことが評価されたのでは、と分析した。

 ベイスターズジュニアには、瀬谷ライダーズでバッテリーを組む正田侑太郎君(瀬谷区立三ツ境小6年)も一緒に選ばれた。大沢君は「投手でも打者でもチームで活躍し、バッテリーで貢献して優勝したい」と抱負を語った。

 大沢君の祖父は、元プロ野球選手で、中日ドラゴンズや西武ライオンズで中継ぎ投手として活躍した市村則紀(のりお)さん。大沢君は「小学校に入ったら野球を」という祖父の思いから、小学校1年生の時から野球を始め、のめりこんだ。1つ年上の甥の誘いもあり4年生の時に今のチームに入団。現在は、身長170cm、体重73kgの恵まれた体格を活かし、自慢の速球が武器の投手に加え、「自信がある」という打者の「二刀流」選手として活躍している。将来の目標はもちろんプロ野球選手。目標とする選手として、投手では、祖父の現役時代に活躍していた「昭和の怪物」江川卓投手の名を、打者としては同じ右打ちで長距離打者の山川穂高選手や浅村栄斗選手の名を挙げた。

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