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大和 人物風土記

公開日:2021.07.16

東京地方税理士会大和支部の新しい支部長に就任した
遠藤 伸彰さん
中央林間在住 52歳

時代を導き、次代へつなぐ





 ○…大和、座間、海老名、綾瀬の税理士170人が加盟する支部の代表となった。「一人でできるわけではないので、先輩からの良い伝統を継続し、次の世代へ受け渡したい」と思いを謙虚に語る。電子申告を初め、納税や行政の手続きなどは、コロナ禍でICT化が急加速に進んでいる。「現場レベルで乗り遅れないよう情報提供を進め、サポートしていく」と支部の役割も明確に示した。





 ○…相模原市の生まれ。中学の時に中央林間へ。運動が得意な少年でつきみ野中学時代には陸上部に所属し棒高跳で市大会で優勝もしている。活発でリーダーシップもあったことから、自他共に将来の姿として描いていたのは「体育の先生」。「なので税理士だというと当時の同級生に驚かれますよ」と照れ臭そうに笑った。





 ○…高校時代に不整脈が見つかり運動は一時ドクターストップに。大学でOBが簿記を教えてくれたり、友人が税理士事務所でのアルバイトを世話してくれるなどの偶然が税理士への道を開いた。35歳で資格を取り、独立。「プレッシャーも大きいです」と苦笑する。それでも「自分の環境を好きになれたら、それが天職」とまなじりを決した。





○…若々しくすらっとした肢体は、6年ほど前から続けるキックボクシングの賜物。多い時は1回3時間のトレーニングを週4〜5回続けていたことも。コロナ禍でペースダウンしたが「無心で蹴るのがすごく楽しい」と清々しい笑顔が浮かぶ。「健康を過信しているかも」と少し自身を戒める。楽しみのもうひとつが愛犬との触れ合い。「もうデレデレで」と恥ずかしそうにうつむく。「性格が少し穏やかに変わったかも」と部屋の隅で大人しく待つ愛犬に優しい視線を向けた。

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