相模大塚北自治会会長で永年の功労に対する総務大臣表彰を受賞した 高橋 清さん 桜森在住 80歳
地元愛が奉仕活動の原動力
○…「自治会活動は地域の人たちに支えられてきたので、30年はアッという間だった」。永年の自治会長職の功績に送られた総務大臣表彰に対して、最初に口をついて出たのは周囲への感謝の言葉だった。
○…自治会長として、住民参加型ワークショップによる公園づくりや女性みまわり隊の設立、60歳以上の地域住民のためのコミュニティづくりなど、自治会内でいくつもの事業を誕生させてきた。コミュニケーションを大切に地元の声を聞き、困りごとを「自分事」としてより良い方策を検討してきた。街づくりについて、かつて「住んでよかった街」を目指していた地元・桜森。今は「住みたい街が目標」とさらなる高みを目指す。
○…自らの生涯を「奉仕活動にささげた人生」と評する。自治会に限らず神社、社協、学校など様々な団体の長を兼務。来年4月発足予定の上草柳地区のふれあい協議会や文ヶ岡小学校のコミュニティスクールの設立準備会でも要職を務める。コロナ禍で会の中にはこの2年間ほとんど活動できていないものや予定が延期になっているものもあったが「ようやく少しずつ動き出してきた」と安堵の表情を浮かべた。
○…近所に住む実弟とのコーヒータイムを済ませ、文ヶ岡小の登校パトロールに出かけ、児童たちと朝の挨拶を交わし、一日が始まる。家庭菜園も「生きがいの一つ」で野菜は自給自足でなんでも作る。採れたてをご近所に配ると『美味しい』と喜んでくれるのが嬉しい」と目を細める。コロナ禍で大好きな歌のレッスンが中断している中、妻との1時間のウォーキングが大切な時間。「話の話題は尽きないね。途中で生ビールを飲みに行っちゃうこともあるんだよ」と二人で目を見合わせ大笑いした。
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