大和版 掲載号:2021年12月24日号 エリアトップへ

日本語教育の研究者で文化庁長官表彰を受けた 佐々木 倫子(みちこ)さん 中央林間在住 77歳

掲載号:2021年12月24日号

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日本語を愛し、愛された半世紀

 ○…「生海老蔵さんを見たわ」「都倉さんもちゃんとしたこと喋ってた」と茶目っ気たっぷりに表彰式の様子を語る。学生時代に日本語教育について学び、留学生にボランティアで日本語を教えたのが最初。ようやく日本語教育学会が発足した頃で、まだ日本人が日本語を勉強することに理解の少なかった時期。以来、確固たる分野となった日本語教育に50年余り並走してきた。「運が良かったんですね」と自身が歩んだ半世紀の轍を振り返り、感慨深げに呟いた。

 ○…東京都の生まれ。「転勤族の娘」で、転校を繰り返す度、姉と「サーカスの子みたいね」と笑いあった。ただ新しい土地で生きていく術を身につけた少女時代の経験が後年、知らない土地で日本語を学ぶ外国人留学生らの気持ちに寄り添う日本語教師の素地を作ったのだから人生面白い。

 ○…大学時代、キャンパスで友人に「どこに行くの」と声を掛けた。「日本語学概論を聴講に」。一緒に聞きに行き、すぐ語学科に転科。「自身の母語を知ってもらう」魅力に引き込まれた。米国留学を経て、カルチャーセンターや大学などで日本語教師として学生の指導や日本語教師の養成に携わった。桜美林大学への赴任を機に、55歳で大和へ。これまで18回の転居を繰り返してきた人生の中「大和が一番長くなるなんて自分でもびっくり」とほほ笑んだ。

 ○…コロナ禍で打ち合わせや講義、講演の出演などもオンラインが中心になり「楽になった」と目を細める。近くのスポーツクラブでほぼ毎朝泳ぐのが日課。「泳ぐといっても1Kmくらいよ」と事も無げ。つるま自然の森からさくら散歩道のウォーキングも楽しみの一つ。「適度な運動に年相応の仕事をミックスさせるのが精神衛生上一番健康的」と目を細めた。

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