桜丘ミニスターズ
男女揃って関東出場
チーム20周年に華添える

夏以降急成長の男子(上)とチームワーク抜群の女子(下)

　桜ケ丘を中心に活動するミニバスケットボールチームの「桜丘ミニスターズ」が「第42回神奈川県ミニバスケットボール決勝大会チャレンジカップ」で男女共にベスト４に入り、関東大会出場を決めた。ミニスターズが男女揃って関東大会に出場するのは初めて。

準決勝・決勝コロナで中止

　大会は県内の地区予選を勝ち上がった16チームで争われ、優勝チームが全国大会に、２、３位チームが関東大会に出場できる。今年は関東大会が神奈川県で開催されることから５位までに出場権が与えられる。

　ミニスターズは１月８、９日に行われた１、２回戦を順当に勝ち上がり、準決勝に進出。男女共に関東大会を決めた。本来ならば１月22日に平塚で準決勝・決勝が行われる予定だったが、新型コロナの感染拡大のため急きょ２日前に中止に。優勝チームを決めないまま大会は終了となった。

　この決定に男子キャプテンの本瀬優羽斗（ゆうと）君（福田小６）は「中止は悔しい。ただチームが20周年という大事な時に県ベスト４に入れ、監督、コーチ、協力してくれた親へ恩返しが出来嬉しかった」とコメント。女子チームキャプテンの伊藤朱音（じゅのん）さん（福田小６）は「関東大会出場はとても嬉しいが、県大会優勝を目標に頑張って練習してきたので、中止は辛く悔しい。関東大会優勝を目指して頑張りたい」と気持ちを切り換えた。

　今季のチームの特長について園田和久監督は「男子は夏を過ぎてから精神的に成長し、まとまりだした。女子は小柄だがチームワークがよく、バランスの取れたチーム」とそれぞれ評価。またチーム発足20周年という節目だったことから「保護者やＯＢ・ＯＧを含めたチーム関係者全員の努力が結集した」と周囲への感謝を口にした。

３月開催の関東・全国とも詳細未定

　関東大会は３月５日（土）、６日（日）に小田原および南足柄で、全国大会は３月28日（月）から31日（木）まで東京都で開催が予定されているが、２月２日時点で詳細は発表されていない。全国大会に出場する県代表の決定方法も未定。園田監督は「選手たちは不完全燃焼のまま大会を終えた。もし関東大会が開かれたら、最後の大きな公式戦なので勝っても負けても悔いのない試合をしてほしい」とエールを送った。

　チームに関する問合せはministars20020407@gmail.comへ。