第62代大和市議会議長に選出された 中村 一夫さん 代官在住 56歳
民意重視で議会を舵取り
○...コロナ禍が続く中での議長就任。難しい舵取りが予想されるが「議員は市民から選ばれ、民意を市政に届けるのが役割。議会は条例などを決定する大切な場ということを改めて心がけたい」。市場の経済状況も、市の財政状況も厳しい中、目指すのは議会での活発な議論。「効率性を考えながら、一人ひとりの議員が市民のためにより良い議論が行える場にしていきたい」と強い意気込みを語る。
○...大和で育ち、通信大学に通い、行政書士の資格を取得した努力家の一面を持つ。「大和は住民が温かく、豊かな自然もあり、教育、福祉などに手厚く住みやすい」と話すが、行政書士として大和市と関わりを持つ中、市政に興味を持ち、2011年に初当選を果たした。「行政書士も市議会議員も、市民と行政を繋ぐパイプ的な役割は同じ。人のために何かをするのが好きなのかも」と微笑む。
○...高校1年と2歳になる2人の娘の父親。「下の娘と遊ぶのが何より楽しい時間だが、年齢的・体力的には少しきついかも」と目を細める。趣味である俳句に興ずる時が心休まる時間の一つだ。大和市俳句協会にも所属し、五七五の世界に魅せられる。「俳句を始めてからは日本語の奥深さを感じる。知らない世界が広がっていくのはとても楽しい」
○...議員就任後は、「大和市商業振興条例」の制定など地域経済活性化、「放課後寺小屋やまと」の創設などの青少年教育に注力してきた。加えて2014年に設置された大和市議会改革実行委員会の副委員長を務め、改革にも積極的に取り組んできた。「議会は市民の代表が集まる貴重な場。市政のチェック機能もあるので、市民のための議会運営を心掛けたい」と話した。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>