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公開日:2022.07.29
大和市
骨粗しょう症検診を開始
女性1万830人が対象
大和市は40歳から70歳までの女性を対象とした「骨粗しょう症検診」を、8月1日(月)からスタートする。大和市医師会の協力を得て初めて行われるもので、市内27医療機関で受診できる。対象は市内在住の女性計1万830人。
市医療健診課によると、骨粗しょう症は、骨の強度が低下してもろくなり、骨折しやすくなる病気。骨の強度が低下する主な要因としては、主に女性ホルモンの欠乏、加齢、運動不足などの生活習慣が考えられ、とりわけ閉経後の女性が発症しやすいことが知られている。
大和市は、2009年の市制50周年に「健康都市 やまと」を宣言し、市民の健康維持・増進のため、各種がん検診、女性のための健康診査など、さまざまな試みを実施してきた。市では、「骨粗しょう症」検診の実施を、2019年12月市議会で決定。大和市医師会に協力を得て、当初は20年度から行う予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2年延期しての実施となった。22年度は約320万円の予算を計上した。同課によると県内で同様の検診を行っているのは、川崎市や厚木市、横須賀市など。
対象は22年4月2日から23年4月1日までの期間に40歳になる1504人、45歳になる1728人、50歳になる2066人、55歳になる1743人、60歳になる1348人、65歳になる1123人、70歳になる1318人の計1万830人(7月1日現在)。
対象者には受診券(はがき)が送付され、協力する市内27医療機関で電話予約の上受診ができる。検査は問診のほか、「X線フィルムを用いた検査」と「超音波検査」となり、各々の骨の状態を知ることができる。受診費用は1000円(生活保護受給者、中国残留邦人などは免除)。期間は8月1日(月)から23年1月31日(火)までを予定。
市医療健診課は「外出など自由に歩けて動ける健康寿命を長くするには、骨の強さが大切になる。そのためには、自分の骨の状態を知ることがとても大切。医療機関では、食生活などの指導も受けられるので、この機会に受診下さい」と呼び掛ける。この件に関する問い合わせは、市医療健診課【電話】046・260・5662。
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