大和 社会
公開日：2023.08.25
立場超え自由に意見
不登校に悩む親、経験者ら
「学校へ行けない子どもたちの親の会」と題する意見交換会が18日、ベテルギウスで開かれた（＝写真）。不登校の子を持つ親、引きこもりを経験したことのある人、元教員など、40〜70代の男女４人が参加。不登校の子たちが通う学校の現状や課題、子どもたちにとって必要な生徒対応のあり方など、２時間にわたり自由に意見を交わした。
会を主催するのは、わが子の不登校を経験したことのある親たちが立ち上げた「エモーショナル・コネクション」（原田美佳代表＝「人物風土記」で紹介）。同会の原田代表が司会進行を務めたが、トークテーマなどはなく「誰でも参加でき、話したい人が話すという自由さが会の特徴」（原田代表）だ。
会は月に１〜２回、同所で行われている。保護者や引きこもり経験者だけでなく、現役の教員や教育長が参加することも。この日参加した40代男性は、自身もかつて不登校を経験し、今は不登校の生徒が通う教室で指導にあたっているといい、「参加者のさまざまな事例を共有し、生徒対応にも生かせれば」と話した。
次回は9月20日（水）、同所で午前10時〜午後１時。問い合わせは原田代表【電話】080・6769・3332。
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