大和 社会
公開日:2023.09.22
不審な電話に騙されない
「防犯録音機」取付の効果は
息子を騙る犯人からの電話が後を絶たない。県警や大和警察署では、そうした特殊詐欺を撲滅するため、地域の高齢者らに警戒を呼びかけるとともに、防犯に高い効果を発揮する「録音機能付き電話機」の設置を呼びかけている。
南林間在住80代の女性は、近所に息子が暮らすが自身は一人暮らし。これまで、特殊詐欺とみられる不審な電話が複数回あり今年7月、録音機能付き電話機を大和署員の勧めもあり取り付けた。
得られた安心
「電車の網棚にカバンを忘れ、財布・携帯電話をなくした。会社に迷惑はかけられない」...。
そんな一本の電話を受けた後、「100万円を用意しておいて。友人が取りに行くから」と告げられた。今思えば「ありえない話」だが、実の息子に電話で確認するまでは信じたという。
切羽詰まった声で助けを求められた女性は、「50代の息子の声だった」と今も真顔で振り返る。この女性に防犯録音機を勧めた大和署生活安全第一課の海老澤善幸さんは「焦り、不安は人間の判断を誤らせる可能性がある。備えが何よりも重要」と話す。
録音機を取り付けた後は、着信音が鳴る前に「この通話は録音されます」とのアナウンスが流れ、その間は着信音は鳴らず、録音を嫌がる犯人はすぐ電話を切る傾向がある。「とても安心で被害もゼロ」と笑顔で語る女性は「知人宅にも不審電話があったという話を聞く。録音機を取り付けて、安心の毎日を皆にも送ってほしい」と願う。
今年8月末までに約8千万円の被害
同課によると、大和市内で今年発生した特殊詐欺の認知件数は、8月末までに36件、被害額は約7981万円。全県で認知件数が増加傾向にある中、大和市内の認知件数は前年同時期より14件減少しているものの、被害は依然深刻だ。
県警や大和署では、地域の企業や団体などとも連携を図り「防犯CSR活動」を推進するなど、対策を強化している。
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