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大和 人物風土記

公開日:2023.12.22

南林間地区たすけあいセンター長を務める
沓掛(くつかけ) 大乗さん
南林間在住 87歳

  • 沓掛(くつかけ) 大乗さん (写真1)

助け合いは生きがい

 ○…南林間駅の西口から徒歩1分の所にある「南林間地区たすけあいセンター」の舵取り役として6年半あまり、訪れる一人ひとりに「いらっしゃいませ」と明るく声をかけ続けてきた。地域の高齢者同士がつどい、楽しいひと時を過ごす場所を大切に運営し、累計の利用者は年内で1万2千人を超える見通し。「地域の方々のお役に立てたらうれしい」と、笑みがこぼれる。

 ○…職業軍人の父が赴任した熊本県に生まれ、終戦を機に海老名市へ移り住んだ。地元の小中学校に学び、中央大学法学部を卒業後、大手電機メーカーに就職。28歳の時に中央林間にできたオーディオ関連の工場に異動したのが、大和市との縁の始まりだった。29歳で結婚し、南林間に居を構えた。2人の子どもにも恵まれ、一家の大黒柱として62歳で退職するまで昼夜汗を流した。

 ○…その後は地元の自治会で地域活動に従事していたが、66歳で大腸がんと診断され、11時間にわたる手術を経験した。「生きることへの執着心が強まってね」。それ以降は規則正しい食事や運動をより心がけ、南林間地区社会福祉協議会の会長、たすけあいセンター長など、地域住民の豊かな暮らしに資する活動に尽力し、現在に至る。87歳となった今も忙しい毎日を過ごすが「毎日が楽しい」と表情は明るい。

 ○…若さの秘けつを尋ねると「若い世代からもらうエネルギー」と明かす。20代になった孫に対抗しようと最新のスマートフォンを先日購入。「ここを押すと電子決済ができるんだよ。便利でしょ」と気さくに教えてくれた。社会の高齢化を背景に「共助」の精神がより求められるなか、「地域のためにこれからも頑張りたい。若い方々もぜひ協力を」と穏やかな声で呼びかけた。

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