第31代の大和税務署長に就任した 一石(いちいし) 欽哉さん 中央在勤 60歳
適正公平貫き、寄り添う
○…大和、海老名、座間、綾瀬の4市を管轄する大和税務署のかじ取りを担う。7月10日付の辞令で自身初の署長職に任命された。「管轄が広く、人口も多い。責任ある役職で身が引き締まる思い」と語る口調に熱が入る。税務署の運営方針を「正直者には尊敬の的、悪徳者には畏怖の的」とし、「適正公平を貫きながら地域と市民に寄り添った対応をしていきたい」と意気込む。
○…高校卒業後すぐに東京国税局に入った。公務員試験を受けたのは都庁に勤める父の影響で、「自然と父の背中を追っていた」と振り返る。採用後は税務大学校で基礎から学んだ。「全寮制で厳しい環境だったが、おかげで今日まで職務を全うすることができた」と当時を懐かしむ。その後は、国税局の調査部で一部上場企業の税務調査を担当したほか、保土ヶ谷税務署では副署長も務めた。「視野や見聞が広がる良い経験に恵まれた」と感謝を口にする。
○…横浜市戸塚区に生まれ、幼少のころから体を動かし遊ぶのが好きで、様々なスポーツに興味を持った。還暦を迎えた今、スポーツは「見る専門」に。休日には妻とテレビ観戦、時には会場に足を運んで野球やバレーボールを楽しんでいる。2人の子どもはそれぞれ家庭をもち、10月には初孫が生まれる予定。「おじいちゃんになるのが待ち遠しい」とやさしい表情で目を細める。
○…大和税務署管内でも各種手続きをインターネットで行う「e―Tax」の普及が進んでいる。しかし、「現在は書類と電子の申請がまじり合っているので市民のため、署員のためにもe―Taxに統一していく必要がある」。そのためにも、「協力団体と手を取り合いながら、PRにより力を入れていく」と先を見据えている。
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