特定非営利活動法人「大和市サッカー協会」の理事長に就任した 大沼 政彦さん 中央林間在住 59歳
喜びを「大好き」に
○…市内のサッカー競技の普及や競技人口を増やすことなどを目的に、大会の開催や啓発事業など多岐にわたる取り組みを行う大和市サッカー協会。小学生チームの年間の大会運営を担う4種委員長を10年務め、副理事長を経て、このほど理事長に就任した。「年齢や競技レベルに関係なく、誰もが長く続けられる環境を作りたい」。大和市が女子サッカーの街でもあることから「女子選手の環境も整えていければ」と意気込む。
○…サッカーを始めたのは高校生になってから。中学までは野球に打ち込んでいたが、「部員が多くて。試合に出たかったので、当時まだマイナーだったサッカーに転向した」。1年の秋頃には念願が叶い、レギュラーとして試合に出場するように。「厳しい練習を乗り越えてきた仲間との絆も深まり、試合に出場した喜びからサッカーが大好きになった」
○…大学に進学後もサッカーを続け、3年時にはキャプテンを任された。代表者会議への出席や、リーグからの連絡事項をチームメイトに伝達する役割を担った当時を振り返り「運営に携われたのは貴重な経験だった」。現在、仕事で働く人のマネジメントに携わっていることから「仕事もサッカーと通じるところがある。サッカーで培った力が生きているのかも」と自己分析する。
○…息子が10歳の頃、小学生チームの緑野FCからコーチ就任を依頼され、現在は代表を務めている。休日は、クラブチームや大会に足を運び「子どもたちと話をすることでエネルギーをもらう」と声を弾ませる。「人と話すことが好きなので、保護者の方ともよく話す。大会などでは知り合いがキラキラと輝いている姿を見るのが、大きな活力になっている」という。
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