大和 人物風土記
公開日:2026.05.08
ハウス野菜持寄品評会で最高位の「優等」を受賞した 渡邊 真吾さん 上和田在住 55歳
自分らしく向き合う
○…毎年夏を前に開催されているハウス栽培野菜の品評会において、最高位の「優等」を受賞した。品種を変えたばかりでの快挙だった。周囲に強く勧められて久しぶりの出品だったため、「まさか自分が選ばれるとは」と頬をかく。一方で、育ててきたトマトが評価されたことで「今までのやり方が間違っていなかったという答え合わせができた。これからの励みになる」と手応えを口にする。
○…生まれも育ちも上和田。幼いころは、外で遊びまわり「家の手伝いはまったくせず、家業を継ぐ気はありませんでした」と苦笑い。小学6年で塾に通い出すと、勉強に熱が入るようになった。厚木高校に進学すると、先輩の誘いで柔道部に入った。「仲間たちとともに汗を流した大切な時間だった」と懐かしむ。東京理科大学を卒業後は家業を継がず、大手生命保険会社に就職し会社員に。およそ20年間にわたり、順調にキャリアを重ねていった。
○…人生の転機が訪れたのは40歳のころ。父が倒れ、半身不随と言葉が不自由な状態になった。家族のサポートをするため、41歳で退職を決意し、未経験の農業へ飛び込んだ。知識はゼロからのスタート。地域の先輩農家に教えを請いながら必死に学んだ。当初は失敗することもあったが、長い歳月をかけてようやく今の自分らしい栽培スタイルを確立した。
○…現在は実家の敷地内で両親と妻、子どもたちと暮らす。多忙な農作業を終え、寝る前に「YouTube」を見るのがささやかな息抜きだ。今回の受賞を一つの通過点とし、今後は「出荷先からの要望に応えられるようになりたい」と語る。「栽培方法やタイミングを工夫し、新たな挑戦を」と、次のステップを見据える。
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