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公開日:2025.12.05

「防犯イルミ」点灯開始
年末の犯罪被害に警戒を

  • 駅前を青く彩った=1日・大和駅東側

 年末にむけて犯罪の増加が懸念されるなか、「防犯イルミネーション」の点灯式が1日、大和駅東側で行われた。

 師走の大和を青く彩るイルミネーションは、大和市電設協会(橋本吉宣会長)が地域貢献の一環として2022年から設置してきたもの。

 青色には犯罪抑止効果があるとされ、この日は大和警察署(松本和彦署長)や関係団体も参加。「一日警察官」を務めた大和商業高等専修学校の生徒2人の合図で点灯スイッチが押され、1万個を超えるLEDが樹木を輝かせた。

 今年は、市イベント観光協会も横浜銀行前の木に電飾を取り付けた。2月4日までプロス前のモニュメントを含む6カ所のイルミネーションが大和の夜景を色鮮やかな青色で彩る予定だ。

特殊詐欺が増加

 点灯式であいさつに立った松本署長は「管内(大和市・綾瀬市)で自転車盗など刑法犯の認知件数が増えている。警察・行政・市民一丸で撲滅を」と呼びかけた。

 大和署によると、今年11月24日時点の管内の刑法犯認知件数は2045件(前年同時期比269件増)。特殊詐欺は81件(9件増)、被害額は約7億9千万円(いずれも手集計)。

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