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大和 人物風土記

公開日:2026.03.20

大和市造園協会の理事長として1年後に迫った市の花博事業に参加する
足立原 哲男さん
上草柳在勤 69歳

  • 足立原 哲男さん (写真1)

強く温かい心の持ち主

 ○…国際園芸博覧会が来年3月、横浜市瀬谷区と旭区にまたがる旧上瀬谷通信施設で開幕する。1千万人以上の来場を見込む一大イベントにむけ、瀬谷区と隣接する大和市は、地元高校生や各種団体と協力して園芸作品の出展を予定している。市造園協会も協力団体の一つ。すでに準備は進められ、「なかなかない機会だから一生懸命やっている」と理事長の表情は真剣そのものだ。

 ○…愛川町で生まれ育った。中津川で魚を獲り、木に登り虫を探す。そんな無邪気な少年時代だった。体力には自信があり、小学生で始めた剣道は大学生になると三段の腕前に。宮崎県内の大学に進み、造園学科に学んだ。勉強は得意ではなかったが、「感性と創造力を発揮できる造園にはのめり込めた」。卒業後は神奈川県内の造園会社へ。その後、縁あって大和市の会社に移った。

 ○…これまで大和ゆとりの森をはじめ市内外の公園を手がけてきた。「自分の仕事が形に残るというのはうれしいよね」。20年ほど前に「足立原造園土木(株)」を設立し、上草柳に事務所を構えた。今も愛川町に暮らし、大和と往復の毎日だ。事業承継も見据える中、義理の息子さんが会社を継いでくれるそうで、「やっぱりうれしいことだよね」と大きな声で喜びを表現する。

 ○…昨年母を亡くした。誰も住まなくなった実家をどうにか活用しようと、オープンガーデン造りに汗を流している。庭では山野草が元気に育ち、「来た人に植物で癒されてほしい」と願う。亡き父が育てた鉢植えも木を土に移し、今も凛々しい姿。「強い心がないと生きていくのが難しい。しかし、温かい心がないと幸せにはなれない」がモットー。仕事は厳しく、人には優しく、造園の道を歩み続ける。

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