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公開日:2026.03.27

県央東部消防指令センター
4市一元化がスタート
119番通報 一括受信に

  • 通信指令室の様子=25日・県央東部消防指令センター

    通信指令室の様子=25日・県央東部消防指令センター

 大和・海老名・座間・綾瀬の4市による119番通報の一括受信が10日、県央東部消防指令センター(海老名市柏ケ谷)で始まった。大和市消防本部によると、22日までに海老名市・座間市・綾瀬市から大和市への市境をまたいだ救急出動件数は42件だった。

 消防指令業務を巡っては、海老名・座間・綾瀬の3市が2015年から消防指令センターを共同運用してきたが、大和市は単独で行ってきた。

 3月10日からは大和市がこれに合流し、県央東部消防指令センターとして4市全域からの119番通報を一括受信している。

 同本部によると、一括受信が始まった10日から22日までに大和市内から655件の119番通報があった。このうち、3市から大和市への救急出動件数は海老名市が2件、座間市が16件、綾瀬市からは24件だった。

 消防指令業務の一元化は、これまで以上に迅速な相互応援体制の強化につながるとみられる。4市の消防吏員が常勤する県央東部消防指令センターでは各市の119番通報を共有。管轄区域に縛られず市境を越え、現場にもっとも近い車両を出動させることも可能で、救急車の到着時間短縮も期待されている。

 一元化のメリットはほかにもある。同本部によれば、大和市が単独でシステム更新の費用をまかなう場合、およそ10億円を負担することになるが、4市で分担することで大和市の負担額は7億4千万円ほどに抑えられ、約2億6千万円を節減できたという。

「大和市」から伝える

 119番通報の一括受信が10日から始まり、同本部によるとこれまでに大きな混乱はない。

 しかし、大和市と海老名市の「中央」など、4市には共通する町名があったり、他市の地名に疎い通信員が電話を受ける場合もあることから、同本部では救急車両の出動場所は町名からでなく市町村名から伝えるよう注意を呼びかける。

 さらに、担当者は「他市の救急隊が現場に出動することもあるので、救急車両が駆けつけた際に驚かないでいただければ」と語る。

 3月10日から22日までに大和市から3市に救急出動した件数は、29件だった。海老名市が4件、座間市が18件、綾瀬市は7件だった。

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