綾瀬市立綾北中学校を拠点にする「綾北マーキュリーウインズ」が、「第38回マーチングバンド・バトントワーリング全国大会」で3位に入賞した。「一般バンド」として活動開始し1年目に、快挙を成し遂げた。
隊列の変形や演奏技術などを競うマーチングバンド。「綾北マーキュリーウインズ」は、昨年まで同中学のマーチングバンド部として前人未到の全国3連覇を果たしている。さらなる発展をめざし、今年度から、よりレベルの高い「一般チーム」として始動。中学生およそ70人に卒業生・社会人・小学生らが加わり125人で活動している。
強豪チームが肩を並べる中、県大会・関東大会と勝ち進み、12月に埼玉県で行われた「第38回マーチングバンド・バトントワーリング全国大会」に出場。今回は「三国志」をテーマに西暦200年の中国をドラマチックに表現した。
演技が始まり、中国調の和音が大音量でアリーナ全体に響くと、その完成度の高さに会場全体は一斉に息をのんだ。部門初出場、ノーマーク、「綾北」の読み方も知らなかった観客やライバルチームも圧倒し、演技終了後は会場にどよめきが湧いた。
大会を終えて、指揮を務めた中澤彩子コーチは「初出場ですばらしい結果を残せた。負けを知ったことも大きな収穫。課題を克服して、1年後またここに来たい」と話し、プレイヤー代表の比留川舞香さんは「ライバルには勝てなかったけれど素晴らしい演奏ができた。支えてくれた保護者や応援してくれた全ての人に感謝している」と話した。
チームは今後、3月に綾瀬市文化会館で定期演奏会を開く予定。
|
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>