4月に改選した綾瀬市議会(定数21)の会派構成が決まった。18人が4つの会派に属している。13日には臨時会が開かれ、正・副議長のほか各委員会委員の改選を行い、議長に増田淳一郎氏(新政会)、副議長に綱嶋洋一氏(同)を選出した。
改選前、共に保守系会派として活動してきた「市民会議21」と「改綾クラブ」が合流する形で、新たに発足した「新政会」が最大会派となる。
2337票を獲得しトップ当選を果たした綱嶋洋一氏、6期目となる山田晴義氏、3期目の増田淳一郎氏、青柳愼氏、2期目の笠間善晴氏、比留川政彦氏の現職6人に、新人の橘川佳彦氏、武藤俊宏氏、笠間昇氏が加わり9人で構成することとなるが、単独過半数には届いていない。
また、改選前には会派に属さずに活動してきた安藤多恵子氏と笠間信一郎氏、佐竹百里氏の3人が「改革フォーラム」を組織し行動を共にする。公明党と共産党は改選前と変わらず、それぞれ4人と2人で会派を構成。森藤紀子氏、二見昇氏、越川好昭氏の3人は会派に属さずに活動する。
議長は3年ぶりの投票
議長職を巡っては3年ぶりに投票での選出となった。増田淳一郎氏が17票、安藤多恵子が4票となり、増田氏が44代目の議長に就任した。
増田氏は昭和17年生まれの69歳。平成15年の市議会議員選挙で初当選し、現在3期目となる。これまでに副議長や議会選出監査委員などを歴任している。
副議長となった綱嶋氏は昭和42年生まれの43歳。増田氏同様、平成15年の選挙で初当選し、現在3期目。これまでに総務常任委員会委員長や基地対策特別委員会委員長などを歴任している。また、監査委員には公明党の出口けい子氏が就いた。
主な委員会の委員長は以下の通り(敬称略)■議会運営委員会・山田晴義■総務教育常任委員会・笠間信一郎■市民福祉常任委員会・井上賢二■経済建設常任委員会・比留川政彦■基地対策特別委員会・青柳愼
新たな体制となった同市議会は6月3日から22日までの会期で第2回定例会が開かれる。
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