県内の小学生から絵を募集し、最優秀作品をトラックの荷台にプリントする「夢を運ぶトラックデザインコンテスト」(主催/県トラック協会)で、上星小学校の鈴木香帆さん(2年生)と加藤怜くん(5年生)の作品が最優秀賞に選出された。3枠ある最優秀賞を同一校から複数人が受賞するのは初。
トラックをより身近に感じてもらおうと、同協会が15年前から主催しているコンテストで、今年は3万122の作品が寄せられていた。絵画の専門家や同協会関係者らが審査を重ね、低学年、中学年、高学年から1人ずつ最優秀賞を選出。低学年の部では「てんとう虫の飛ぶ姿にこだわった」という鈴木さんの作品「てんとう虫いっぱい」が、高学年の部では象が草原を歩く姿を描いた加藤くんの作品「ゾウの行進」がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。同協会の嶋貫激さんは「最優秀賞が同じ学校から出るのは前例がない。とても驚いている」と話している。
2人が描いた作品は大和市と海老名市の運送事業者が所有するトラックの荷台に転写。12月16日に同校敷地内でお披露目されたトラックを前に鈴木さんは「自信はあったけれど、本物のトラックを見るとやっぱり嬉しい」、加藤くんは「まさか自分が選ばれるとは思っていなかった」と話した。
トラックは今後5年間、県内での食品の輸送に使用される予定だという。
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