有馬図書館が7月10日(日)、初の官・学連携企画を開催する。「海老名産の野菜を美味しく食べる」をテーマにした料理教室で、中央農業高校の生徒が育てた野菜が使われるほか、多方面で活躍する料理研究家ウー・ウェンさんが講師に招かれる。
有馬図書館ではこれまで本の貸出だけでなく、「地域との連携」にも重点を置き、市内企業とのコラボイベントや、小学生向けの学習支援講座を企画してきた。今回は畑に囲まれた立地や、農業関連本を数多く所蔵するという特性を活かし、「農業」に着目した料理教室になっている。
図書館の枠超え連携
イベントを実施するに当たり、同館は地場農産物のブランド化や地産地消の推進を行っている市農政課に相談。同課の紹介で、市民開放型施設がコンセプトの給食センター「食の創造館」の使用や、中央農業高校の食材提供が可能になった。
同校の生徒が丹精込めて育てた夏野菜を、より美味しく調理する方法を学ぶため、講師には多くの料理本を出版し、さまざまなテレビ番組にも出演するウー・ウェンさんが招かれる。会場では同氏の著作の貸し出しも行われる。
有馬図書館の松田彰館長は「著名な方から料理を学べる貴重な機会です。著作のことを本人に聞くこともできますし、行政の地産地消の取り組みも学ぶことができるので、ぜひご参加ください」と呼びかけている。
教室は午前10時30分から食の創造館で開催。参加費1千円で、1人で調理できる年齢であることが条件。定員24人で、応募多数の場合は抽選となる。
希望者は6月19日(日)までに有馬図書館【電話】046・238・4646へ。
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