平成最後の2019年(平成31年)が幕を開けた。新たな年に思いを馳せながら、12年前の亥年に海老名で起きた出来事を本紙から振り返る。
まずは、全国的なニュースから。12年前の2007年には、ランナーの憧れでもある「東京マラソン」が初開催された。スポーツ界ではゴルフの石川遼選手がオープンツアーで史上最年少の15歳で優勝し、「ハニカミ王子」として注目を集めた。また、宮崎県知事に当選したタレントの東国原英夫氏が述べた「宮崎をどげんかせんといかん」との言葉が話題となり、流行語大賞に選ばれた年でもあった。
この頃、海老名では…
★病後児保育施設が市内初開設
病気の回復期にある乳幼児・児童を一時的に預かる「病後児保育施設」が、(社福)ケアネット運営の保育園・すこやかハウスに併設された。市内でこのような施設が設けられたのは初の試み。
★海老名市消防団が「(財)日本消防協会特別表彰『まとい』」を受章
全国2584の消防団の中から毎年、特に優秀な10団に授与される賞で、操法大会など長年にわたり活躍し続けている事が高い評価を受けた。
★市内洋菓子店「パティスリータダシ・ヤナギ」の店主が、世界大会で日本勢率い優勝
海老名の有名洋菓子店「パティスリータダシ・ヤナギ」の店主・柳正司氏が、フランスで開催された洋菓子の世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」に、日本チームを率いる団長兼審査員として出場し優勝、世界一となった。ベルギーなど洋菓子の本場の国々を押さえた快挙だった。
★河原口坊中遺跡で県内3例目となる弥生時代後期の小銅鐸出土
遺存状態の良好な弥生時代後期の「小銅鐸」が、河原口坊中遺跡で(財)かながわ考古学財団の調査により発掘された。小銅鐸の出土は県内3例目、市内では本郷遺跡に続き2例目のことだった。2度にわたり実施された現地説明会には、遠方からの参加者を含む約420人が集い、注目の高さをうかがわせた。
★ビナウォークが5周年、相鉄創業90年
複合型商業施設「ビナウォーク」が開業5年に。県央域最大級の集客力を誇り、名実ともに海老名のランドマークとなった。さらに、県央部開発の先駆け的存在である「相模鉄道(株)」が創業から90年の節目を迎えた。
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