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公開日:2026.06.04
空手マスターズで県15V (株)一藤の佐藤花月選手
「第25回神奈川県空手道マスターズ競技会」が5月17日に寒川町で開催され、株式会社一藤(本社・青葉台)の代表取締役を務める佐藤花月選手(55)=櫻空横浜道場所属=が、男子組手4部で15年連続となる優勝を果たした。7月の関東地区大会、9月の全国大会への出場権を獲得した。
全日本空手道連盟が主催する3大大会の一つとされる「日本スポーツマスターズ」。佐藤選手が出場した部門(55〜59歳)はベビーブーム世代にあたり、競技人口や実力者が多い激戦区だ。
佐藤選手は今大会、予選なしのシード選手として出場し、計3試合を戦った。結果はすべての試合を無失点に抑えての優勝。特に日本一の経験があり、体格でも勝る相手と対峙した決勝戦が大きな山場となった。
6ポイント先取で勝ちとなるルールのもと、佐藤選手は中盤までに3ポイントを先取して優位に立つ。その後、難度の高い「上段回し蹴り」を決めて勝負を決定づけた。「今回も良い練習を積むことができていたため、不安なく試合に臨めた」と佐藤選手は振り返った。
7回目の全国制覇へ
佐藤選手が空手を始めたのは高校3年生の時。通学路で見かけた西区内のキリスト教会内で開かれていた櫻空横浜道場に関心を持ったことがきっかけだった。同道場は上は60歳までが所属する縦社会で、指導や礼儀作法も非常に厳格な環境だったという。朝5時からの準備、夏場にあえて暖房をつけて行う稽古などで鍛えられ、入門1年目で有級の部を制した。
その後、20歳で現在の(株)一藤に入社。32歳で社長業を継承した際には、業務に専念するため一時空手から離れた。しかし、40歳からマスターズへの挑戦をはじめ、それ以降連覇を継続している。過去に関東地区大会で3回、全国大会で6回の優勝実績を持つ佐藤選手は、「目標は7回目の全国優勝。県大会では負けられないという思いがあった」と話す。
実業団での挑戦
今年は自身の挑戦に加え、会社としても新たな一歩を踏み出した。社内で空手部を立ち上げ、実業団への加盟登録を完了。部員は外部の選手を含めて7人で構成されている。普段は仕事の後に1時間ほどの練習を行い、同社綾瀬倉庫の練習場を使ってメンバーで練習会を開くことも。企業の代表取締役自らが第一線の選手として活動している例は珍しいという。
7月には東日本実業団および関東地区大会、9月には全日本実業団と全国大会が控える。「今後はけがに気をつけながら練習量を増やし、ウエイトの調整を行っていく」と語り、さらなる高みを目指して調整を続けていく。
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