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海老名・座間・綾瀬 政治

公開日:2026.04.25

座間市議会 前議長の不適切行為、関係者に聴取  別の議員には新たなハラスメント事案も

  • 4月22日に開かれた議会運営員会

    4月22日に開かれた議会運営員会

 座間市議会の議会運営委員会(議運)が4月22日に開かれ、熊切和人前議長が公用車内で常習的に飲酒していたことや、議長公務の途中退席や帰路での飲酒などについて参考人聴取が行われた。この日の議運では、新たに別の議員が関係したとされる市職員へのハラスメント行為について調査することが決まった。この決定は、市側から調査の要請を受けた松橋淳郎議長の諮問を受けたもの。

 議運の聴取では、3月25日に開かれた議運で前議長がほぼ認めて謝罪した調査対象の7件について、元議長ら議員10人と、関係職員4人が出席して質疑に応じた。他に職員2人が書面で回答を提出した。

 2025年4月から11月にかけて前議長が公用車内で常習的に飲酒していたことについて関係職員は、「2〜3回程度あったと思う」と回答。別の幹部職員は、前議長から車内飲酒について相談を受けた際、「(公務と公務外の)線引きが明確でない中、『議長公務は終了していますからね』という趣旨の発言をした」と述べた。さらに熊切氏の公用車内での飲酒を複数回目撃したと証言した。

 車内での飲酒を見て注意をしなかったかを問われたこの幹部は、「公務の境界が不明な点もある。議長に申し上げる立場にない」との見解を述べた。

 昨年8月に札幌市で2日間にわたり開催された「全国市議会議長会研究フォーラム」では、前議長が「(座間市の実情に)テーマが合わない」として途中で退席し、帰路で使用する千歳空港での飲酒中の画像を関係職員の個人携帯に送信したことや、公務外で入室した議長室で飼い犬を放したとの証言もあった。

 さらに、職員へのセクハラ行為や侮辱的発言などに関する調査も秘密会で行われ、関係職員6人が質疑に応じたという。

 同委員会は5月8日に会合を開き、今後の調査などについて協議することにしている。

「深刻な事態」

 新たにハラスメント行為が指摘されたのは、市議会最大会派のひとつに所属する議長経験者で、どのような行為があったかは明らかにされていない。

 本紙の取材に松橋議長は、「詳細は申し上げられないが深刻な事態だ」と前置きした上で、「職員が覚悟をもって相談し、市長から調査と再発防止の要請を受けた。議会として非常に重く受け止めなければならない。あってはならない事態だと受け止めている」と話している。

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