海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2026.07.02
門沢橋・本郷地区の隣 新幹線「新駅」概略設計へ
寒川町倉見地区への新幹線新駅誘致について、県が今年度中に新駅の概略設計に着手する意向を6月の県議会などで明らかにした。同地区のまちづくりの一環で、新駅の構造や敷地の範囲などを決めるもの。県は今後JR東海側から設計への協力が得られ次第、補正予算に盛り込む。
これまで県や海老名市、座間市、綾瀬市を含む10市町は「新駅設置促進期成同盟会」を結成し、JR東海に要望してきた。今年は同盟結成30周年の節目ということもあり、県が改めて誘致への意気込みを示した形。誘致先は相模線倉見駅近くで、海老名市門沢橋地区や本郷地区から500mほど南の地域。仮に実現した場合は、相模線が橋本駅付近で建設中のリニア中央新幹線神奈川県駅(仮称)との主要接続ルートとなる。
海老名市長「大きな一歩」
これに対しJR側は「リニア開通後に東海道新幹線のダイヤに余裕が出れば新駅設置の余地が高まる」「周辺のまちづくり状況なども検証して判断する」と答えてきた。リニア開通は当初の2027年を断念し、静岡工区のトンネル工事に着手できずにいたが、静岡県知事が着工を容認する見通しとなり、進展の兆しが出ている。
海老名市の内野優市長は「大きな一歩。県の判断に賛同し取り組みに協力する。今後、経済波及効果の調査や停車する列車の種別、どのような機能を持つ駅を目指すかなど、議論や検討が必要。市南部のまちづくりにも大きな影響がある」とコメントしている。
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