入谷在住の津田哲也さん(70歳)が、70歳以上のサッカーチーム「神奈川70ウエスト」の一員として、「2014年度シニアサッカーフェスティバル」(主催/日本サッカー協会)に出場し、グループ優勝に貢献した。規模の大きい大会での優勝は、55年のサッカー人生で初めて。「これまでは大一番で負けて涙を呑んできた。それだけに、喜びも大きい」と津田さんは勝利を噛みしめる。
神奈川70ウエストは、県西を拠点としており、約20人が在籍している。昨年、県と関東の試合を勝ち抜き、全国への切符を手にしていた。
大会は5月31日から6月2日まで静岡県で開かれ、全国から16チームが出場した。4グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの優勝を決める。決勝ラウンドは行わない。
神奈川70ウエストは青森、愛媛、岐阜のチームと対戦し、2勝1引き分け。勝ち点で並んだ岐阜を、得失点差で上回り、1位に輝いた。津田さんは、初戦の青森戦に出場。右足を痛め途中交代したものの、初戦勝利に貢献した。
「男らしいスポーツをしたい」と、高校1年生でサッカーを始めた。社会人時代も含めた、サッカー歴は55年。これまでは優勝に縁が無かったという。最大のチャンスは高校3年生の全国大会県予選。決勝まで勝ち進んだが、0対1で惜敗した。「ここまで続けると思っていなかった」というサッカー人生で、遂に待望の栄冠をつかんだ。
子どもの指導も
プレーヤーとして活躍する一方で、30年以上にわたり、子どもの指導に力を注ぐ。今は、少年サッカーチーム「A・C・ROSSO」でコーチを務めており、「地区予選を勝ち抜いて、県で戦えるチームにしたい」と目標を見据えている。
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