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さがみはら緑区 社会

公開日:2026.04.22

久保沢 地域の新たな足に期待 グリスロが本格運行 

  • 買い物を済ませた地域住民を乗せスーパーを後にする車両

    買い物を済ませた地域住民を乗せスーパーを後にする車両

 城山地区の久保沢でグリーンスローモビリティ(グリスロ)の本格運行が4月から始まった。

 グリスロとは、時速20キロメートル未満で公道を走る電動車を使った小型移動サービスのこと。移動手段の確保を目的に区内では若葉台で昨年から本格運行している。

 久保沢では昨年10月から、グリスロ若葉台の会の協力を得て、若葉台で運行していない曜日に、地域の有志が試験的に始めた。久保沢にはスーパーやコンビニがなく、急な坂道があることから、特に高齢者や自動車免許を返納した人から「買い物が大変」という声が多く挙がっていた。

 試験運行が始まると、「これまで友人が買い物に行く時に一緒に車に乗せてもらっていたのでありがたい」など好評の声が多く集まった。6カ月の試験期間で乗車率は79・4%、利用者は延べ286人。これを受けて、4月から本格化を決めた。

 運行はグリスロ久保沢の会(中野秀人代表)が担う。4月からは基本的に月、金曜の午前中、月6回を計画する。各定員は6人。予約制で利用は誰でもできる。乗車無料。

 4月10日は6人の地域住民が乗車。若葉台自治会館を出発した車両が各ポイントを経てアルプス城山店へ。買い物を済ませた6人を家まで無事に送り届けた。乗車した女性は「歩いて買い物に出掛けるととても大変。荷物が重くて持って帰れないので、玄関まで運んでくれるグリスロは助かっている」と笑顔で話す。

課題は周知

 順調なスタートを切ったかのように見えるが、同会の肥田悟さんは「より地域への周知が必要」と課題を口にする。「グリスロの理解者を地域にもっと増やしたい。高齢化が加速し利用者は増えると思う。利用しない地域の人たちがいかにグリスロに関わってくれるか。運転手や添乗員も増やさないといけない」と話す。久保沢自治会の会長でもある中野代表は、「自治会では防災・防犯と高齢者の取り組みを強化していた。その中でグリスロはパトロールの役割も担えるので自治会も全面的に協力している。今後はより地域に広がればうれしい」と話す。

 グリスロの予約は同会【電話】090・6306・5521。

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