いまいちわかりにくい介護保険制度や知られていない介護の現場の声を身近に―。
座間市内で特別養護老人ホームをはじめ、訪問介護や通所介護といった介護事業を展開している社会福祉法人敬心会（野島徹理事長）は、昨年11月からＦＭやまと（77・７ＭＨｚ）で介護に関する様々な情報を届けている。
番組名は「介護のツボ」。同会のケアマネジャー・市村昌晃さんが毎週火曜日午後０時30分から40分の10分間、現場をよく知る市村さんならではの視点で具体的な事例を交えながら、「確かな介護の知識」を発信している。番組の内容は、ケアマネジャーの仕事内容やデイサービスの種類といった介護にまつわる基本的な情報だけでなく、介護が必要な家庭が抱えがちな悩み、介護にかかわる仕事の魅力など、多岐にわたる。具体例を交えることで、「自分だったら、自分の親だったら」とある日突然やってくる「介護」に備えてもらうだけでなく、人手不足が深刻化している介護をはじめとする福祉の仕事に興味を持ってもらうことが狙いだ。
過去の放送分は同会のホームページで聴くことができる。「栗原ホーム」で検索を。
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